"いくPAのこども食堂〜てんこもり〜"は毎週金曜日の15時〜19時、いくのパーク1階の多目的室で開催しています。小学生から高校生の子どもたちが毎週晩ご飯を食べにやってきます。
「はぁ~、疲れたわ~」と言いながら、3時半にはやってくる高校生。アルバイトも金曜日は入れないようにして、"てんこもり"に来ているのだそうです。みんなより早めに来て、下準備の野菜切りをしてくれます。"てんこもり"は総勢20名の大所帯。野菜を切るのも大変ですが、工夫をしながら、作業してくれます。
5月には、大阪市からの支援物資を仕分けして各自持って帰りました。仕分け作業を仕切ってくれたのは子どもたち。それぞれの紙袋がちょうど同じくらいの中身になるように、みんなで相談して分けました。同じくいくのパークで実施されている"学習支援事業DO-YA"に参加する子どもたちのためにも、仕分けをし、人数分の紙袋を作ってくれました。作業に協力してくれて感謝です。
"てんこもり"には様々な「作業」があります。お米を炊く、野菜を切る、配膳する、皿を洗う…などです。特に当番はありません。その日、できる人ができることをします。
「一緒にしてくれへんかな?」と声をかけたとき、「え~~嫌やぁ~~。さっき他のことしたから、もうええわぁ」「やりたくないわぁ~」と自分の思いをまっすぐ言える子も、素敵だなぁと思います。何もせず、床でゴロゴロする姿を見ると、この場でリラックスしてくれているのかなと嬉しくなります。
5/27に、いくのパークで"いくPAの農園〜ぐるぐる〜"の収穫祭(初夏のぐるぐる農園収穫祭&カレーパーティー)が行われました。その際に収穫されたにんにく、ジャガイモ、玉ねぎをたくさん"てんこもり"にいただきました。子どもたちが使いやすいようにと、農園ボランティアの皆さんが保管方法も工夫してくれています。美味しいお野菜を子どもたちに食べてもらえることが何より嬉しいです。