DO-YA(どぉや)は、NPO法人クロスベイスとともに実施している学習サポート教室です。自分の可能性を狭めず、チャレンジして「どぉや!」と胸を張って言えるよう、確かな自信をもって望む未来へむかってほしい。DO-YAの名前にはそんな願いが込められています。
昼すぎから夕方までは小学生の時間。この時間は「宿題」「遊び」「体験」を軸に活動しています。DO-YAではおしゃべりして過ごすもよし、宿題に奮闘するのも、好きな遊びをするのもよし、何もしないのもよし。自分のことは自分で決めます。関わるスタッフ、ボランティアはできるだけそれを尊重します。
この夏休みは通常の活動に加えて、こども会議から出てきた『夏休みにやってみたいこと』を中心に活動しました。水鉄砲づくりからのバトル、映画鑑賞、ハリーポッターのつえ作成などの他にも、ふらっとが主催する体験活動の企画も多くあり、新しいワクワクやこれまで知らなかった自分自身を発見する瞬間に立ち会うことができました。
夕方から夜にかけては中学生、高校生、進学を目指す若者の学習サポートの時間。この時間帯はスタッフ、講師と子どもがバディを組んで、学習や進学、日々の生活などの相談をしながら、学習のサポートに当たっています。この教室に通う半分以上は外国につながりのある子どもたち。個々の状況(日本で暮らす期間、母語の力、日本語や教科の習熟度等)に応じてそれぞれの学習が進められるよう、スタッフや講師が丁寧に学習をサポートしています。
また母語で気軽におしゃべりをしたり、学習したりすることもできるよう、子どもと同じルーツを持つ大学生・大学院生に講師として参加してもらうなどして、子どもたちが安心して過ごせる場所を目指しています。
先週は夏休みは一時帰国していた子どもが続々と戻ってきて、国でのみやげ話を聞かせてくれました。
いよいよ今年も後半戦。それぞれの目標に向かって一緒にがんばりましょう!