7月19日、みんなで学んで・考える 多文化共生のまちづくり講座第1回を開催しました。
テーマは「外国ルーツの住民とにほんごではなすとき」、講師は澤田幸子さんでした。
澤田さんは、学習サポート教室DO-YAで受講生たちが使っている「みんなの日本語」の初級・中級の執筆にも関わり、日本語教師として30年以上活躍されてきた方です。参加者はIKUNO・多文化ふらっとの各事業に関わるボランティアや地域の住民の皆さん、31名でした。この企画は令和7年度大阪市「市民学習プログラム」助成事業として実施されました。
澤田さんからは、ご経験を通して、「やさしいにほんご」の重要性を具体的にご説明いただきました。日本語を学ぶ外国ルーツの人たちと、配慮をしながら日本語を話す地域の人たちの両者が「対等な努力」をすることで、住みやすい地域社会ができていくというご説明は、私たちIKUNO・多文化ふらっとが事業を行う中での気づきや実感とも、重なるものでした。
参加者の皆さんからは積極的な発言や質問が寄せられ、「とても楽しかったです。地域の自分事としてこれからも学んでいきたいと思います」「今後の生活に役立つ内容でした」などの感想が寄せられました。
