11月5日、東生野中学校3年生に対して多文化共生教育「マイクロアグレッション」の授業を実施しました。1組から3組まで3クラスにそれぞれ、同じスライド、ワークシートで臨みましたが、興味関心のベクトルや反応が違ったため進度や伝える内容にもクラスの個性が反映されました。
生野区に住む中で自然に身についたものか、それとも、これまでの教育実践の賜物なのかわかりませんが、生徒の人権に対する感度が高く、大人の研修でもなかなか出ないような視点も出され、マイノリティが抱えうる複雑な背景を広く捉え理解しようとしていました。一方で、身近にいる友達の背景にはあまり触れてこなかったようで、授業中のグループワークにおいて当事者からの話で気づきがあったようです。どこにルーツがあるか、今の名前は本当の名前かなど、語り合っていました。
学校ホームページ(学校日記『11月5日(火)3年生 多文化共生教育』https://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=j672483)にも掲載いただきました。ありがとうございました。